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生産的な交流の場

  • 11-1studio
  • Oct 11, 2022
  • 2 min read


11-1studioの顔でもある街路に面した土間スペース。

普段は日替りカフェが営業することの多いこの場所は、「レクチャーホール」と名づけている。それは文字通りここがレクチャーを行うための空間、もっと言えば地域商工業の場近接の交流空間として意図しているからだ。


街路に面するようにスクリーンとプロジェクターがあって、黒板があって、オープンなキッチンがある。スクリーンに投影しながら、黒板にメモしながら、さまざまなアイデアやプロジェクトのディスカッションをする。

それが終わったらスクリーンを上げて、オープンなキッチンにドリンクとフードを並べてカジュアルに交流する。

それが、地域商工業の場に近接してある。

商業建築のように消費に特化した場ではなく、生産的な交流の場を目指している。

それはここがカフェとして使われるときも、ワークショップスペースとして使われるときも変わらない。

常に「仮の」状態のレイアウトと、中央にありオープンなキッチンが、そうした活動を形作っている。


もともとは町工場のガレージだったこのスペース。

広い間口のシャッターを開け放ち、トラックなどで物品を運び込み、積み下ろしをしたり、その場で加工や修理などし、休み時間には周囲の町工場の従業員が声をかけにくるようなそんな場所。いわば作業場であり団欒空間のようなものだった。

これはその現代的な読み替えでもある。


11-1 studio(2020)

Design:Yosuke SAGOSHI Atelier

photo: 小川重雄


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