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Manual Commons_2.Tectonics
マニュアル・コモンズ(Manual Commons)とは、壮大な都市論であると同時に、極めて具体的な工法論でもあります。それは高尚な専門領域ではなく、本来誰もにとって身近で手の届く範囲のものです。
Apr 16


Manual Commons_1.Urbanism
「都市は、容量(HD)ではない」 マニュアル・コモンズ(Manual Commons)とは、単なるDIYの延長線上の話ではありません。それは都市論であり、建築論であり、これからの社会をどう運営していくかという「自律のための思想」です。 <2026年 都市 東京> 「今日、人々は、未来を思い描く仕事を専門的エリートに譲り渡してしまいがちである。(中略)産業主義的な道具は、都市の風景に均一化の刻印を押す。ハイウェイ、病院、事務所ビル、アパート……どこでも同じ外観を取る」(イヴァン・イリイチ 『コンヴィヴィアリティのための道具』) 2026年、今の東京には2つの対照的な、しかし根底でつながった風景があります。 1つは、華々しくオープンした大規模再開発施設。 もう1つは、2020年前後に「地域活性」を掲げて誕生し、契約期間(5年)の終了とともにひっそりと閉鎖される小さな民間施設の数々です。 <HDとOSのちぐはぐな関係> ここには共通した「構造的な欠陥」があります。 それは、建築を単なる「HD(ハードディスク=容量)」と捉え、その中身を実績ある運営者や流
Apr 11


マニュアル・コモンズに向けて
<一歩先への宣言> 2026年度、11-1studioは「DIYの場所」から、一歩先の 「マニュアル・コモンズ(Manual Commons)」 を体現し、社会に示す場へと進化します。 <プロもアマも握れるハンドル> これまで11-1studioは「カフェとシェア工房がある、DIYと地域交流の場所」として歩んできました。 でも、私たちが本当に目指しているのは、単なる日曜大工や交流の推奨ではありません。 ここで実践しているのは、建築家が設計した「空間のルール(OS)」の上で、 プロのパティシエや写真家から、地域の主婦、大学生、そして好奇心いっぱいの小学生まで が、等しく、かつ美しく場所を使いこなすという、新しい建築のあり方です。 プロか、アマチュアか。 その境界線を超えて、誰もが「専門外」を感じることなく、カフェの店主として、あるいは表現者としてこの場所のハンドルを握れること。その「ドライブ感」を設計するのが、私たちの仕事です。 <なぜ建築家が運営するのか> なぜ、建築設計事務所がこの場所を運営しているのか。 それは、空間を素人工作の「妥
Apr 10
「建築系」と「まち系」の分断
最近、多くの大学の建築学科に「建築系」と「まち系」という分類が生じているようだ。 「建築系」はいわゆる「作家としての建築家」的な昔ながらの意匠系だが、「まち系」はおそらく時代の要請に応じて最近できたものだろう。昔だと都市計画系というのがあったが、どちらかというとそれは行政的...
May 1, 2025


【線と文字と色彩】
「ル・コルビュジェ_諸芸術の綜合1930-1965」 「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」 の2つの展覧会を観に行った。 ハンス・シャロウンのベルリン州立図書館とも同時代であり、先日シンポジウムの内容からさらに広がって深められるような内容だった。...
Mar 22, 2025
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